2020年にむけてとしまのまちと文化は大きく変わる!
2019-07-24 00:00:00
既に2020年の東京オリンピック開催が決定している事もあり、事業は急いで進められている状況です。
池袋といえば「サンシャインシティ」や「繁華街」のイメージが強く、少々危ない印象を持っている方が多いかもしれません。
そんな池袋が、オタク文化の聖地としての強みを活かしつつ、文化の発信拠点として様々な再開発事業を計画、実行しております。
「出来れば住む事はしたくないな」「池袋に通勤するのはちょっと...」と思っている方も、新たに再開発で生まれ変わる街並みを知れば、きっとイメージが変わると思います!
そこで今回は、大規模な都市計画がスタートするまでの経緯や新たに完成する施設、今後の展望について調べてみました。
豊島区が目指す、「街全体が舞台の誰もが主役になれる劇場都市」とは、一体どのような街なのでしょうか。
2019年から2020年にかけて竣工・リニューアルオープンが予定されておりますが、注目の施設をご紹介したいと思います。
◆サンシャイン通りに大型シネマコンプレックスが出現!
キュープラザ池袋
キュープラザ池袋は池袋駅東口のサンシャイン通りに位置しており、
2019年7月19日に開業されたばかりの池袋東口エリア最大級の商業ビルです。
地上14階建てでエリア特性に合わせた個性的な店舗が集積しており、街の賑わいを創出しながら多様性や回遊性の高まりが期待されている池袋東口エリアにおいて、存在感を発揮しそうな勢いです。
コンセプトとしては「エンターテイメントプラザ」。幅広い世代の人たちが、様々な体験をしながら、
楽しい時間を過ごせる事出来る空間を目指しております。
◆ホールやシネコンなど8つの劇場が入る「Hareza 池袋」が誕生
池袋駅の北東に位置する中池袋公園に面した旧庁舎、旧公会堂跡地の活用事業として、
「Hareza(ハレザ)池袋」を建設中です。新ホール等、新区民センター、
オフィスが入ったとなっております。
国際アート、カルチャー都市構想の中核を担い、2020年にグランドオープンする予定で竣工中です。
ちなみに「Hareza池袋」の名称は5000件の公募の中から選ばれたもので、
ちょっぴりおめかしして出かける特別な場所、非日常を体験できる「ハレの場」と、劇場、多くの人が集まる場所「座」を掛け合わせているとの事です。
また、最大の特徴は、3棟合わせて8つの劇場を備えていること。ミュージカルや伝統芸能を公園するホールや、アニメ、サブカルチャーを楽しめる空間など、多様な施設で来訪者を楽しませます。
ドワンゴとポニーキャニオン共同による未来型ライブ劇場「ニコファーレ池袋」が入る予定です。
◆4つの公演を再生し、カルチャーの発信地に
「劇場都市」としての構想は、商業ビルだけに留まりません。池袋駅周辺にある東西合わせて4つの公園で整備事業が行われ、文化の発信地として新しく生まれ変わります。
1つめは2016年に一足先にリニューアルを終えた南池袋公園。開放的な芝生でくつろげるだけではなく、敷地内にはお洒落なカフェレストラン「RACINES FARM TO PARK」もあり、憩いの場として幅広い世代から人気を集めております。
2つめはテレビドラマ「池袋ウェストゲートパーク」の舞台としても知られる池袋西口公園。
「劇場公園」として2019年秋頃にリニューアルオープン予定です。
ステージと大型スクリーンを使い、オリンピック観戦をはじめとするパブリックビューイングや、
演劇、コンサート、フルオーケストラなど、様々なイベントが開催される予定です。
3つめは、2019年頃にオープン予定の中池袋公園。アニメファンの女子たちが集う場所で、
毎年開催されているイベント「池袋ハロウィンコスプレフェス」でも有名です。
すぐ目の前にHareza池袋が完成する事によって、8つの劇場に囲まれた公園として生まれ変わります。すぐ近くには乙女ロードから移転したアニメイト本店もあり、Hareza池袋の完成と中池袋公園のリニューアルによって、オタク文化の中心地としてますます活気を帯びてくるでしょう。
4つめは、2020年春頃、サンシャインシティ裏側に完成予定の(仮称)造幣局地区防災公園です。造幣局跡地に建設されており、ヘリポートや救援物資の搬送拠点として活用出来るオープンスペースを整備するなど、防災機能を備えた賑わいの拠点として機能を予定しております。
フラットな広場を活用した野外イベントやペットイベント、スポーツイベントなども開催も予定しております。
そして、4つの公園を周遊する「池袋副都心異動システム(電気バス)」が
2019年中の運航開始を目指しております。
低速電動コミュニティビーグルを導入し、時速19キロ程度でゆっくり巡回するとの事です。
◆池袋は、街全体が「舞台となる」
豊島区は、2019年の「東アジア文化都市」国内候補として選定されました。
「舞台芸術」「アニメ マンガ」「祭事・芸能」の3つを柱に、日中韓3都市を中心とした交流事業を実地するなど、誰もが楽しむ事が出来る交流イベントを展開していく予定です。
今回の再開発で、公園の設備なども含めて街の景観が大きく変化する事により、
以前の「池袋駅」のイメージは徐々に薄れていくはずです。
国際アート、カルチャー都市関連以外にも、豊島区は「持続発展都市対策の4つの柱」として、
女性にやさしい街づくりや高齢化への対策などの事業計画を立ております。
また、「アニメ マンガ」をはじめ文化の発信地としての地位を築く事によって、2020年に向けて一層増えるであろう訪日観光客をターゲットとした、インバウトビジネスの加速が予想されます。
今後、地の利活かして事業を加速される企業が増える事により、池袋駅の評価、人気もより上がっていく事が期待されます。
従来のイメージを払拭し、都市として進化を遂げつつある池袋駅。
今後もその発展に注目していきましょう!
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