寒さが厳しくなってきましたね。
日本には二十四節気という言葉があり、1年間の季節を24に分けて季節の移り変わりを表しています。1年で最も寒い時期を【大寒】といいます。
ちなみに2020年の大寒は『1月20日(月)』です(^^)
今回はそんな寒さに打ち勝てるよう、おすすめ温活法をご紹介します!!
【3つの首を温めよう!】
「3つの首を冷やしてはいけない」ということを聞いたことがありますか?
3つの首とは「首」「手首」「足首」です。
これらが冷えると血流が悪くなり、腰痛・肩こり・頭痛など様々な身体の不調が現れ、免疫力の低下により風邪もひきやすくなります。
■首まわりの皮膚は薄く、特に太い動脈が皮膚の表面近くにある為、気温の影響を受けやすく冷えを感じやすくなります。そのため首が冷えてしまうと冷えた血液が全身へ流れ、体全体が冷えてしまい、肩こりの原因にもなるのです。
マフラーやハイネックやタートルネックなどで首回りを温め、効率よく全身に温かい血液をめぐらせ、冷えを予防しましょう。
■「末端冷え性」の方にオススメなのが手首の温めです。
多くの人はスマートフォンやパソコンを使うことが多く、手首は意外と寒さに晒されています。
手首の寒さによって血管が収縮し、血流が少なくなるのが末端冷え症の原因ともいえるでしょう。
ちょっとした時間に、手のマッサージ、手首をまわす、手を開いたり閉じたり・・・など動かし、血流をよくしていきましょう。外出時は手袋やアームウォーマーなどを着用し、冷えを予防しましょう。
■足は第2の心臓
「足首」は心臓から一番遠いため、特に冷えやすく、血流が悪くなりやすいです。
足には、重力にさからって心臓に血液を戻す“筋肉のポンプ”があります。ここが冷えているとうまく血が戻せず、むくみや末端冷え症の原因になってしまうのです。
そんな冷えやすい足を温めるのには、レッグウォーマーがおすすめ!ふくらはぎまですっぽり覆えるものを使えば、より効果抜群!
【毎日湯舟に浸かろう!】
■忙しくて毎日シャワーで済ませてしまう人もると思います。ここは毎日しっかり湯船につかりましょう。
38~40℃程度のぬるめのお湯で、肩までしっかりとお湯につかり、10分以上入浴しましょう。
それにより体に蓄積された老廃物や疲労物質が取り除かれる「温熱作用」、血液やリンパの流れを改善する「水圧作用」、筋肉や関節をリラックスさせる「浮力作用」の3つの効果を得られます。
■ドライヤーで風邪予防!
お風呂上りに是非試してほしいのが、髪を乾かすついでにドライヤーで、肩甲骨の間にあるツボ「風門(ふうもん)」という部分を温めてみて下さい。
東洋医学の考え方では、風邪(ふうじゃ)という「かぜ」のもとは、このツボから体に入ってくると考えられています。
カイロを貼る際も、この「風門」に貼るのはおすすめです♪
【体を冷やさない食事を心がけよう!】
■冬は湯気の出る温かいものを多くとりましょう。
お味噌汁・スープなど温かい飲み物を積極的に飲んで、体の内側から温めることがポイント!
また、寒暖差疲労に負けないよう、免疫力を高めるために、栄養バランスの取れた食事を心掛けることも大切です。冬はさまざまな栄養を一度に取れる、鍋料理がおすすめ!特に、体を温める効果がある、ニラ・ネギ・ニンニク・しょうが・唐辛子などを使った鍋が体を温めてくれます。
他にも、サラダではなく温野菜、刺身ではなく煮魚、ビールではなくホットワインやお湯割りなどに変えてみるのも良いと思います(^^)
温活をし寒さに負けずこの冬を乗り切りましょう!!