東京オリンピック・パラリンピック開催にあわせて２０２０年３月１４日（土）に
「高輪ゲートウェイ駅」が暫定開業開いたしました！
山手線では４９年ぶり、京浜東北線では１９年ぶりの新駅となります。
品川駅から900メートル、田町駅から約1.3 km、都営浅草線・京浜急行線の泉岳寺駅から200メートルに位置するこの新駅ですが、“新しいこと”ずくめの駅なのです！
－過去と未来、日本と世界をつなぐGateway－
高輪はもちろんなじみがありますが、ん？げーとうぇい？？？と山手線に“初めて”のカタカナ駅が誕生し、皆さんも驚かれたかと思います。
２０１８年にＪＲ東日本としては“初”の公募を行い、６４，０５２件の応募の中から駅名が決定しました。
駅名の選定理由としてJR東日本は、「古来より街道が通じ江戸の玄関口“高輪大木戸”」(＝Gateway) として賑わいをみせた地であり、歴史を受け継ぎ今後も交流拠点としての機能を担うことで、過去と未来、日本と世界、そして多くの人々をつなぐ結節点として、街全体の発展につながるようにとの願いを込めて選定した」とコメントしています。
大木戸とは・・・江戸時代に、街道上の江戸内外の境界に設置された簡易な関所のこと。
江戸時代の旅人達は大木戸を通過して江戸への往来をしていたのですね。
駅名称には賛否両論もありましたが、空港や新幹線へのアクセスの良さからも、日本全国・世界中からたくさんの人が訪れてほしいという願いが込められた新駅名に決定しました。
10文字と少々長いですので、山手線ゲームの際には鬼門となりそうですね。
－「和」の光があふれる開放感のある駅舎－
駅舎は根津美術館や新国立競技場を手掛けた隈研吾氏の建築です。
木を美しく組みあげたデザインが特徴の隈研吾氏ですが、この駅舎にも随所に福島県産の杉材等が活用されています。
ガラス張りの壁面と、骨組みまで美しい4,000平米の白い大屋根は折り紙がモチーフで、とても開放感があります。
国際交流拠点の玄関口として「和」を感じられるようデザインされました。
実際にプラットホームに立ってみると、障子からやさしく光が差し込むように、明るく電車の発着と人々を包み込みます。
－新しいことをはじめる場所－
新しいのは駅舎や駅名だけではないのです。
JR東日本はこの駅を「新しいことをはじめる場所」とし、新しい技術を導入するショールーム的存在としても位置付けています。
QRコードを使った新型自動改札が導入されたり、多言語対応可能なAIサイネージ、インフォメーションロボが設置されていたりと、未来へつながる実験的な試みも行われています。
なんと、6種類のロボットがいて、それぞれ警備や清掃、案内、移動支援等の業務を担っているそうです！
運が良ければあなたもご案内ロボットのＥＭＩＥＷや、Ｅ657系風のお掃除ロボットに出会えるかもしれません！
高輪ゲートウェイ駅は、JR東日本が進める品川駅北側エリアの都市開発計画「グローバルゲートウェイ品川」の中核施設として設置され、このエリアに国際交流の玄関口としての役割を持たせることを狙っています。
「グローバルゲートウェイ品川」のまちびらきにあわせて２０２４年に本開業予定となっております。
これからどんな駅に、どんなエリアになるのか開発が楽しみですね。
皆さんも一度、生まれたての「高輪ゲートウェイ駅」で途中下車して、“新しいこと”を発見してみてください！
そして、高輪ゲートウェイ周辺でのお部屋探しの際は、京浜東北線で２駅、大井町駅徒歩１分にございます
(株)ニチワ 品川営業所 へ是非お立ち寄りください！
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