新年明けましておめでとうございます。
皆様今年もどうぞよろしくお願いいたします。
『2024年の干支なーんだ?』
さて、もう皆さんご存じかとは思いますが今年の干支は………「辰」です!
そんな今年の干支「辰」年に関連して今回は干支にまつわる話と、
「辰(=龍)」*に関係した話をご紹介します。
* 辰…干支において龍を表す。漢字の龍は旧字体、竜は新字体となる。
本記事では、中国の辰を“龍”、ヨーロッパの辰を“竜”と表記する。
■干支とは…?
・古くから地球上では天体の動きによって吉凶を占うなど、星々や惑星の動きが注目されていました。
古代中国も例外ではありません。
また、十二支のこの12という数字は、天球を12年かけて
1週する、木星の動きを確認するための意味がありました。
現在では生活の中で曆を表すための数詞として、広く使われています。
・干支=十二支じゃないの?
干支は本来、『十干十二支(じっかんじゅうにし)』といいます。
◇十干 … 暦法上の用語で一旬(10日)を表しており、
構成・順番は、「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」となります。
◆十二支…構成・順番は「子・牛・虎・卯・辰・巳・午・羊・申・酉・戌・亥」となります。
(この並びは神様が1/1の元旦に干支を決めるレースを開催し、到着した順番で
決定したとのこと。)
干支は、この十干と十二支を組み合わせて古くから歴日を表すものとされていました。
例:昭和59年の干支は「甲子」、昭和60年の干支は「乙丑」……
この十干と十二支の組み合わせは60通りあるため、60年で一巡となります。
※これを六十干支(ろくじっかんし)とよびます。
60歳を祝う「還暦」は、この干支が曆を一周して帰ってくる年(歳)からきているんです!
『架空の生き物 ”龍” ~干支に入っているのはなぜ?~』
皆さんはリュウ(龍/竜)もしくはドラゴンと聞くとどんなイメージが浮かびますか?
髭や角が生えた蛇のような姿、翼を持ち口から火を噴く etc.…
想像した姿、現実で見たことある人はほとんどいないと思います。
ではなぜ架空の生き物である龍が十二支に入っていいるのか…!
………実は、これが正解!というものはないのが事実です。
もちろん説は色々とあります。
次回ではそちらを紹介したいと思います(^^♪