ペットと暮らす賃貸の探し方|スムーズに探すコツと内見時のチェックリスト
- スムーズに契約するなら、ペットの種類や体格を事前に整理し、必要書類を揃える
- 探し始めは条件を絞りすぎないのがコツ。希望条件は後から追加するのがおすすめ
- 内見時はペットの安全面を確認。より安心して暮らすなら「ペット共生型」も選択肢に
ペットとの新生活に向けたお部屋探し。「ペット可賃貸が少ない」「どう探せばいいのかわからない」といったお悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ペットと暮らせるお部屋のスムーズな探し方や内見時のポイントをご紹介いたします。お部屋探しでお悩みの方は、ぜひご一読ください。
ペット可賃貸を探す際の
「3つの準備」
大切なペットとの新生活を想像すると、とてもワクワクしますよね。
しかし、一般的な賃貸物件と比べると、ペットと一緒に暮らせる「ペット可」のお部屋は数が限られているのが実情です。
お部屋をスムーズに探すためには、事前の準備も大切。お部屋探しをする際に押さえておきたいのは、以下の3つのポイントです。
- 飼育条件を正確に把握する
- 費用の「上乗せ」を想定して予算を立てる
- 審査に必要な書類を用意しておく
具体的にひとつずつ解説していきます。
① 飼育条件を正確に把握する
お部屋探しを始める前に、まずは一緒に暮らす、またはこれからお迎えする予定のペットの情報を整理しましょう。
ペット可の賃貸物件は、物件ごとに細かなルールが定められています。
種類や頭数の制限
「小型犬1頭のみ」「猫は不可」「合計2頭まで」など、物件によって受け入れ可能な条件が異なります。
詳細なサイズの規定
犬の場合は、犬種だけでなく「体重〇kg以下」「体高〇cm未満」といった、細かな規定が設けられていることも多くあります。
ペットのプロフィール(現在の体重や体格など)を事前に整理しておくことで、不動産会社へ条件を伝えやすくなります。
② 費用の「上乗せ」を想定して予算を
立てる
ペット可賃貸を借りる際、一般的な賃貸物件よりも初期費用が高くなる傾向があります。
敷金の上乗せ
多くの賃貸物件では、「ペット飼育時の特約」が設けられており、敷金が通常よりも家賃1〜2か月分多く設定されます。
退去時の原状回復費用
支払った敷金から、退去時のクリーニング費用や原状回復費用として、一定額が差し引かれる(返金されない)特約が付くケースもあります。
初期費用の予算を多めに見積もっておくことで、想定外の出費に慌てることなく契約に進むことができるでしょう。
③ 審査に必要な書類を用意しておく
条件の良いお部屋は入居希望者が集まりやすいため、あらかじめ書類を整えておくことが大切です。
ペット可賃貸では、通常の入居審査書類にプラスして提出を求められるものがいくつかあります。
ワクチン接種証明書
狂犬病や混合ワクチンの接種証明書のコピー(有効期限内のもの)。多くの賃貸物件では、「ペット飼育時の特約」が設けられており、敷金が通常よりも家賃1〜2か月分多く設定されます。
ペットの写真
全身や顔がはっきり分かり、現在の大きさや雰囲気が伝わる写真。
また、ペットの健康診断書を求められるケースもあります。他の入居者やペットに対する安全性を証明するためにも、これらの書類はしっかりと用意しましょう。
選択肢を増やす、ペット可賃貸のスムーズな探し方
事前準備が整ったら、いよいよお部屋探しです。
しかし、ペット可賃貸は物件数が少なく、一般的なお部屋探しと同じように進めてしまうと「希望のお部屋が見つからない…」とつまずいてしまうことも少なくありません。
- 最初は「条件を絞り込みすぎない」のがコツ
- ネットの検索だけでなく、ペット可に詳しい不動産会社へ相談
以上の2つのポイントを踏まえて探すと、ご希望の条件に合うお部屋が見つかりやすいです。
最初は「条件を絞り込みすぎない」のがコツ
お部屋を探し始める際は、条件を広めに設定して検索するのがポイントです。
まずは最低限の条件からスタート
ペットと一緒に暮らせるお部屋は、まだまだ少ないのが現状です。
最初から「駅徒歩5分以内」「築5年以内」「オートロック」など、条件を詰め込みすぎると、検索結果がゼロになってしまうことも。
こだわり条件は少しずつ追加する
まずは「エリア」「家賃」「ペット可」という大枠の条件だけで検索するのがおすすめです。
ヒットしたお部屋を見ながら、「このエリア・この家賃では、どのようなお部屋があるのか」を確認すると、相場感が把握しやすくなります。
その後「どこまでなら譲れるか」の優先順位を付けていくと、納得できるお部屋に出会えるでしょう。
ペット可賃貸に詳しい不動産会社へ相談
飼い主様もペットも快適に暮らせる条件の良いお部屋は人気が高く、すぐに入居者が決まってしまうことも珍しくありません。
ペット可の賃貸物件に詳しい不動産会社へ、あらかじめご希望の条件やペットのプロフィールの情報を伝えておくと、条件に合うお部屋が出た際に早くご紹介できることもあります。
ペット可賃貸ではここを見る!
内見チェックリスト
気になるお部屋が見つかったら、「内見」をして実際にお部屋を確認することが大切です。
大切なペットとより安心して長く暮らせるお部屋を選ぶために、内見の際は以下の3つの視点でお部屋をチェックしてみてくださいね。
- 【室内】ペットが滑りにくい床か、防音性や日当たりは十分か
- 【共用部】ペットを連れて安全かつスムーズに移動できるか
- 【周辺環境】動物病院や安全なお散歩コースが近くにあるか
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
【室内】床の滑りやすさと防音性、日当たり
お部屋の中は、ペットが1日の大半を過ごす大切な場所です。人間にとっては気にならない部分も、ペットにとってはストレスや怪我の原因になることもあります。
滑りにくい床材かどうか
一般的なフローリングは、ツルツルと滑りやすく犬・猫の足腰や関節に大きな負担をかけます。
滑りにくい工夫がされているか、またはカーペットやマットをご自身で敷きやすい間取りかを確認しましょう。
防音性と日当たり・温度環境
鳴き声や足音による近隣トラブルを防ぐため、壁の厚さや窓の防音性をチェックします。
また、お留守番中は室内の窓を閉め切るため、快適な温度を保てるかが重要です。
心地よい日当たりも必要ですが、夏場に直射日光(西日など)が入りすぎて冷房が効きにくい部屋ではないか、エアコンが効きやすい構造かも併せて確認しましょう。
【共用部】エレベーターや廊下の動線
集合住宅の共用部は、他の入居者の方も使用するスペースです。お互いが快適に生活できる環境かをチェックします。
エレベーターやエントランスの広さ
多くのペット可賃貸では、共用部の移動は「抱っこ」や「キャリーに入れる」ことがルールとなっています。
ペットを抱っこしながら荷物を持っている状態でも、無理なく移動できる広さがあるかを確認しましょう。
他の住人への配慮ができるスペースか
入居者の方の中には、動物が苦手な方がいらっしゃる可能性もあります。
廊下やエントランスで他の方とすれ違う際に、適度な距離が取れるようなスペースの余裕があるかも見ておきたいポイントです。
【周辺環境】動物病院・公園・騒音
お部屋の中や建物の中だけでなく、周辺環境もペットの健やかな暮らしに直結します。内見の際には、周辺を少し歩いてみることがおすすめです。
かかりつけにできる動物病院
急な体調不良や怪我の際、すぐに受診できる動物病院が徒歩圏内、あるいは車ですぐの場所にあると安心です。
安全なお散歩コース
犬と一緒に暮らす場合は、交通量が少なく安全に歩ける道や、リフレッシュできる公園が近くにあるかをチェックしましょう。
騒音の有無
大きな道路や線路が近くにあると、音に敏感な子にとってはストレスの原因になることも。ご自身のペットの性格や特性を踏まえて確認しましょう。
知っておきたい「ペット可」と
「ペット共生型」の違い
ここまでお部屋の探し方や内見時のチェックポイントをご紹介いたしましたが、お部屋選びにおいて大切な点が「ペット可」と「ペット共生型」の違いです。
お部屋探しの際によく目にする2つですが、実は様々な違いがあります。まずは表で比較してみましょう。
| 比較ポイント | ペット可賃貸 | ペット共生型賃貸 |
|---|---|---|
| お部屋の作り | 人間が暮らすことが前提 | ペットとの暮らしを考慮 |
| ペット専用の設備 | なし (自分での対策が必要) |
あり |
| 他の入居者 | 動物が苦手な方も いる可能性 |
動物を飼っている 方が中心 |
| 飼育環境 | 近隣への配慮が必要 | お互いに理解があり 気兼ねない |
| 退去時の費用 | 原状回復費が 高額になるリスク |
想定外の出費を 抑えやすい |
一般的なペット可賃貸は、人間が暮らすためのお部屋に「条件付きでペットと暮らすこと」が許可されているケースが多いです。
そのため、床の滑りやすさや壁の傷など、飼い主様ご自身で対策をする場面が多くなります。
一方でペット共生型賃貸は、建物を設計する段階から「ペットと一緒に暮らすこと」が前提。
双方のストレスを減らす設備が整っており、入居者様同士の理解もあるため、ペットと安心して毎日を過ごすことができます。
あわせて読みたい:詳しい違いの比較
「ペット可」と「ペット共生型」の具体的な設備の違いや、お部屋選びのポイントについては、以下の記事で詳しくご紹介しています。
お部屋探しのヒントとして、ぜひこちらも併せてチェックしてみてください。
探し方の悩みも解決!
「ペット共生型」の快適な工夫
ここでは、ペット共生型賃貸住宅に導入されている設備の実例をご紹介します(※物件により導入されている設備は異なります)。
ペットと暮らす際の傷やにおい、脱走といった不安を解消し、大切な家族との時間をより豊かにしてくれる工夫がたくさんあります。
ペットがのびのび過ごせる工夫
ペットにとっての「楽しさ」や「安心感」を第一に考えた、お部屋での時間を充実させる設備が揃っています。
ペットベース
お部屋の一角に設けられた、ペットのための安心空間。自分だけの専用の居場所があることで、ペットも落ち着いてリラックスすることができます。
ねこ道
高いところが大好きな猫のために、お部屋の中に立体的に動けるキャットウォークを設置。室内飼いでも、運動不足やストレスを自然に軽減できます。
ねこ窓
ポカポカと日向ぼっこをしながら、外の景色をのんびり眺められる猫専用の特等席です。
飼い主様の「あったらいいな」を叶える
安心・安全設備
日々の暮らしの中にある「ちょっと困った」「危ないかも」を先回りして解決する、機能的な設備が揃っています。
ペット対応フローリング
ツルツル滑る床はペットの足腰への負担になります。滑りにくく、ペットの関節に優しい専用の床材を採用することで、元気に走り回っても安心です。
ペット対応建具(くぐり戸)
ドアが閉まっていても、ペットが自由に行き来できるくぐり戸が付いています。ロック機能もあるため、お料理中など入ってほしくない時は閉めておくことも可能です。
網戸ロック & ゲート枠
玄関や窓からの不意の飛び出し事故を防ぐための工夫です。ゲート枠があれば壁を傷つけることなく、市販のペットゲートを設置できます。
お出かけフック
玄関先にあると意外と便利なのがこのフック。お散歩に行く際、リードをサッと掛けておけるので、靴を履いたり鍵を閉めたり、荷物を持ったりする時に両手が空きます。
気になる傷やにおいへの対策
退去時の修繕費用や、日々の生活の快適さに直結する「傷」や「におい」への対策もしっかり施されています。
壁クロス見切り
壁紙を上下で分割して貼れるようにする見切り材です。万が一、ペットが下半分の壁紙を引っ掻いて傷つけてしまっても、貼り替えを最小限の範囲に抑えられるため、退去時の費用負担を軽減できます。
イオン発生機 & エコカラットプラス
ペットと暮らすうえでどうしても気になるのが「ニオイ」です。ニオイを和らげる「イオン発生機」や、空気をキレイに保つ調湿・脱臭建材「エコカラットプラス」を採用し快適な空間を保ちます。
ペット可賃貸の探し方に関する
よくある質問
まとめ
この記事では、ペットと暮らせる賃貸物件の探し方についてご紹介しました。最後に、お部屋探しの重要なポイントを振り返りましょう。
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ペット可賃貸を探す前に必要な準備は?ペットの種類や大きさを明確に。初期費用の上乗せを想定した予算設定、必要書類の準備が重要です。
詳しくは ペット可賃貸を探す際の「3つの準備」 をご覧ください。 -
ペット可賃貸の探し方と内見のポイントは?検索時は条件を絞りすぎず、広く探すのがおすすめです。内見では、ペットが安全に暮らせるか、他の入居者への配慮ができるかをチェックしましょう。
詳しくは スムーズな「ペット可賃貸」の探し方や内見チェックリスト をご覧ください。 -
ペットと暮らすお部屋探しの選択肢「ペット共生型」とは?最初からペットと暮らすことを前提に作られている賃貸物件です。入居者同士の理解も深く、ペットのための設備も充実しています。
詳しくは 「ペット可」と「ペット共生型」の違いや「ペット共生型」の快適な工夫 をご覧ください。
「探し方で迷いたくない」「入居後のトラブルや退去費用の不安をなくしたい」という方には、飼い主様もペットも快適に過ごせる工夫が詰まった「ペット共生型」の賃貸物件もお部屋探しの選択肢に入れてみてください。
東京・神奈川・千葉・埼玉で、ペット共生型賃貸住宅をご検討中なら、ぜひ弊社「ニチワ」へお気軽にご相談ください。
飼い主様のお悩みやご質問を解消しながら、飼い主様とペットに合ったお部屋をご提案いたします。



